「目的」と「手段」
2021/03/09
みなさん、こんばんは(*^-^*)
今日は緩ーく雑談したいと思います。
テーマは、はい、『「目的」と「手段」』です。
この、目的と手段のテーマで話がなされるとき、よく、例えで出されるのが、ダイエットです。
ダイエットは本来、健康なりたいとか、カッコいい洋服を着るといったも目的を達せするための手段のひとつでしかありませ。
では、我々、消防設備業はどうでしょうか?
実際、消防設備点検を目的とした消防設備点検が多いと感じることがあります。報告書を消防署へ出すことが目的ではありません。
目的は、「火災、災害に強い街づくりを目指し、消防、防災をジブンゴト化することにより、悲劇をなくす」ことです。手段の一つが、消防設備点検で不良箇所を発見することであり、ほかにも不具合事項を修繕する、消防訓練を行う、防災意識を高めるなど、さまざまです。
目標は壮大です。僕たちの力だけでは達成できません。ですが、歩みを止めません。止めちゃいけないのです。
そして、新しい力が必要です!!
この目的に向かうため、皆さんの力を貸してください!!
ご連絡お待ちしております(*^▽^*)
突然ですが。。。
2021/03/07
昨年の夏ころからオンラインサロンにて、「防災番組」という防災に関する配信を毎週させて頂いています。
毎週日曜日の21:00~21:30分が放送時間となります。
消防士さん、防災メーカーさん、そして消防設備士の私が防災に関するテーマでお送りしております。
消防設備士って、「防災屋」って呼ばれたりするんですけど、意外と火災以外については何も知らなかったりするんですよね。
むしろ、火災に対しても、消火器や自動火災報知設備といった、消防設備は知っていても、それ以外何も知らない消防設備士が多いんです。
でも、果たして、それでいいんでしょうか?
これからの30年の間に、70~80%の確率で起こるといわれる、南海トラフ地震ですが、事前の対策や、我々の行動により、飛躍的に被害を経験することができます。
地震は自然現象のため、なくしたり、小さくしたりすることはできません。
でも、震災(地震による災害)の被害を小さくすることはできます。
その事例のひとつが、「釜石の軌跡」です。
防災の基本は、過去から学び生かすことです。
一緒に学びませんか?
気になった方、ぜひ、ゆっくりお話ししませんか?(*^▽^*)
春の火災予防運動
2021/03/01
今日、3月1日から3月7日まで、春の火災予防運動週間となります。
女優ののんさんが、東京消防庁の一日消防署長として、防災館で地震体験や消火器の放出訓練をされている映像をご覧になった方も見えるのではないでしょうか。
愛知県において、昨年(2020年)発生した火災は1,864件で60名の方が亡くなっています。
出火原因としては、「放火、放火の疑い」が1位、ついで「たばこ」の順となっています。
栃木の林野火災は、ようやく鎮圧できたようですが、まだまだ空気の乾燥する時期が続きます。火災は全てを奪いかねません。
住宅用火災警報器の設置、定期的な点検、そして、消火器も設置していただくことをお勧めいたします。
名古屋市千種区を中心に「消防、防災をジブンゴトに」捉えるための発信を今後も続けていき、災害に強い街づくりの一役を担っていければと思います。
令和2年度全国統一防火標語
『その火事を 防ぐあなたに 金メダル』
若手の成長
2021/02/25
今日は入社から半年たった20歳の新人くんも一緒に点検作業でした🎵
点検後の隙間時間に防火扉などについての教育も実施。若い子は覚えが早いですね。
これからも若さと元気を全面に頑張ってほしいと思います😊
社会人としても、消防設備士としても、まだまだ覚えることがたくさんですが、日々の成長を見守り、そして手助けしていきたいです^o^
林野火災
2021/02/24
みなさん、こんにちは。
2月21日に栃木県足利市で発生した林野火災。発生から4日ですが、依然鎮火できていないようですね。住宅地への延焼のおそれがあるとして、170世帯を超える世帯に避難勧告が出されています。とても心配です。
普段あまり耳にしない「林野火災」ですが、どれくらい発生しているかご存じでしょうか?
令和元年のデータですが、出火件数は1,391件にものぼり、焼損面積は837ha、損害額は2億6千万円を超えています。
では、林野火災はいつの時期に多く発生しているでしょうか?
林野火災の約7割が冬から春にかけて発生しています。
これは、冬は落ち葉が積もって燃えやすい時期であり、空気が乾燥し、風が強いといった自然条件も重なります。一度燃え出すとなかなか消すことができません。
春は行楽や山菜採りなどで山にはいる人が増えることも原因となっています。
しかし、もともと火の気のない場所では火災は起きません。
林野において火災が発生する原因は別にあります。
出火原因の半数以上は、たき火や火入れ、たばこや花火、バーベキューの後の火の不始末が原因となっています。つまり人間の不注意により発生しているのです。落雷など自然現象が原因の火災は少ないです。
林野火災は火災の発覚に時間がかかり、燃えやすいものが多い上、消火活動が困難な状況にあることが被害をなお大きくする要因となっております。
林野火災を防止するためには、風が強い日にはたき火をしない、火気使用中には場所を離れない、たばこやバーベキューなどの後の火の始末を確実にするといった一人一人の火災予防意識の啓発が重要となります。
佐々木防災では、火災予防意識の啓発にこれからも力を入れていきたいと思っています。
これから春になるとお出かけしたくなりますよね。特にコロナ渦にあり、屋外で遊べる場所へ出かける機会も増えるかと思います。
くれぐれも火の扱いにはご注意下さい。