ニュースでも取り上げられていたので、ご存じの方もお見えと思いますが、東京を中心とした関東圏で、「消防設備点検」や「ガス点検」を装った強盗事件が多発しております。

設備を適正に維持管理したいという一般の方の善意につけこんだ、許しがたい行為です。また、消防設備士の品位を落とすことになりかねません。

警報発報等の緊急時を除き、消防点検に突然お伺いすることはありません。「おかしいな？」と思った場合は、ご家族、管理会社等へご確認、ご相談をお勧めいたします。
また、一戸建て住宅には消防設備士が点検する設備は設置されておりません。

不審者の訪問や質問には回答せず、ご自宅へは招き入れないようご注意ください。

名古屋市千種区の消防設備業者　佐々木防災では一緒に消防設備の点検や、地域の方の防災意識の高揚に一緒に取り組んでくれるメンバーを募集しております。
お気軽にご連絡ください。

消防設備の点検業務や工事と同じくらい大切なお仕事があります。それが「防災訓練・避難訓練」です。
消火器などの機器の取扱い説明や使用訓練はもちろんのこと、火災、災害の事例、発生原因などをお話させて頂き、お客様、地域の方々の防災力・防災意識向上に貢献できればと思います。

消防訓練の実施は消防法で定められております。
消防法で定められているから行うのではなく、「何のためにやっているか」、「自分事」としてとらえて頂くことが大切です。

質の高い消防訓練・防災訓練を提供し、真の意味での『自助・共助・公助』を広めていくことも、『防災屋』の責務と考えております。

今日は9月11日です。この日は忘れることの出来ない日です。
今から20年前の今日、東海豪雨が発生しました。9月11日から12日にかけ、愛知県名古屋市及び周辺の地域を豪雨が襲いました。
当時私はまだ学生でした。遊びに行った帰りに、雨が激しくなり、道路も冠水、車も動かない、マンホールが浮かび上がる・・・そんな状態だったことを鮮明に覚えています。10名もの尊い命が失われました。
昨今、毎年のように全国のどこかで豪雨による被害が発生しております。
防災屋として、自然災害に対して少しでも皆様のお役に立ちたい。
この気持ちを忘れずに、これからも学び、発信していきたいです。

非常に強い台風１０号が、今週末にも九州や沖縄など西日本に接近、上陸すると言われております。
気象庁も伊勢湾台風に匹敵する「特別警報級」になっているとして、厳重な警戒と対策を呼び掛けています。
予想される最大瞬間風速は秒速８５ｍともいわれております。時速に換算するとなんと、３０６ｋｍ。新幹線より早いのです。
今年はまだまだ暑い日が続いており、海水温も高いため、今後も台風が勢力を拡大しながら接近すると思われます。
断水や停電も予想されます。台風に備えて今からできること、万が一の際はどのような行動をとるかをご家族でもお話していただければと思います。

今から約１００年前、１９２３年９月１日　正午頃に南関東を中心に大規模な地震が発生しました。「関東大震災」です。日本史上、最悪の地震といわれております。
過去の大震災ではそれぞれ、犠牲になられた方の死因に特徴があるのですが、関東大震災では火災による焼死が多かったようです。100,000人以上の方がなくなったと言われています。
当時は木造の家も多かったことも要因のひとつでしょう。

地震により、なぜ火災が発生するかというと、通電火災が原因となっていることが多いようです。地震により停電した後、電気会社の復旧作業により電気の供給が復旧した後、倒れた電気器具や、破損した電気配線に通電したことにより火災が発生します。

阪神・淡路大震災（１９９５年１月１７日発生）の際における火災の原因もこの「通電火災」によるものだったと言われてています。（約６割が通電火災）

そんな通電火災の対策にぜひご検討いただきたいのが、「震感ブレーカー」です。電気屋さんによる工事が必要なものから、後付けできる簡易タイプまで様々です。

これを機に、地震に対する備えとして、「震感ブレーカー」をご検討下さい！！


名古屋市千種区の消防設備業・有限会社　佐々木防災です。消防設備の点検、設置、改修工事はもちろん、防災の専門家としてアドバイスさせて頂きます。