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電気火災
2020/11/01
沖縄・首里城の火災から1年が経過しました。
幸い犠牲者は出なかったものの、世界的にも文化的、歴史的価値の高い首里城の焼失は衝撃的でした。

原因も特定はされていませんが、恐らく電気が原因の火災だろうとのことです。
現在の生活に欠かせない電気ですが、実は火災のリスクが高いのです。
全体の火災件数が年々減少傾向にある中、電気火災の件数は横ばいの状態にあり、全体の火災に占める電気火災の割合は上昇傾向にあります。

火災の原因で「トラッキング現象」という言葉を耳にしたことありますか?トラッキング現象とは、コンセントとプラグの隙間にホコリが溜まり、そのホコリが空気中の湿気を吸収することで、発火する現象のことを言います。 発火の程度や状況によってコンセントの周りが焦げ付く状態になったり、規模が大きいと火災を引き起こす危険性があります。 テレビ、や冷蔵庫などの電源プラグをコンセントに差し込んだまま長年使い続けている家電製品では、ホコリが溜まりやすくなりトラッキング現象を引き起こす危険性があります。

また、大きい家具などの踏みつけで延長コードが破損したり、延長コードを束ねて使用する、タコ足配線なども火災につながる可能性があります。コンセントのプラグに損傷がないかもご使用の前にはご確認下さい。

もし、万が一、コンセントから火が出てしまった場合どうすればいいか。絶対にそのまま水をかけないでください。通電している(電気が通っている)場合、感電の恐れがあります。ベストは消火器を使用してください。どうしても消火器がない場合は、ブレーカーをおとしてから水をかけて消火するようにしてください。

これからの時期、電気ストーブやコタツを使用される機会も増えるかと思います。くれぐれも電気火災にご注意下さい。

電気火災
電気火災
朝晩冷え込みますねー
2020/10/31
明日から11月ですね。朝晩の冷え込みが厳しくなってきてそろそろストーブを・・・とお考えの方も多いのではないでしょうか?
ストーブを使用されるときは、ほこりがたまっていないか、電気コードに亀裂がないかなど、確認をお願いします。昨年1年間でストーブが原因で起きた火災で111名の方がなくなっております。(全体の割合の7%)使用する時期が限られていることを考えると多いですよね。
また、石油ストーブなどで使用する灯油ですが、ついつい昨シーズンの残りを・・・って思ってしまいがちですが、こちらも大変危険です。保管中に変質したり、雨水などが混入したりして「不良灯油」となってしまうことがあります。不良灯油を使用すると煙が出たり、消火ができなくなったりすることがあります。また、不完全燃焼により一酸化炭素中毒を引き起こす可能性もありますので、もったいないと思っても昨シーズンの残った灯油は使用しないでください。
では、残った灯油はどうすればいいか。下水や側溝に流すことは火災を引き起こす可能性があり、大変危険ですので絶対にやめてください。灯油を使い切ることが望ましいですが、残ってしまった場合は、各市町村により処分方法が異なると思いますので、ホームページ等でご確認下さい。(ちなみに名古屋市では販売店に相談となっております。)ガソリンスタンドなどで引き取ってもらえることもあるようなので、相談してみてください。

名古屋市千種区の消防設備業 佐々木防災では、消防設備の点検や工事だけでなく、こうした火災予防、防災にたいしての発信を続けていき、地域の防火、防災意識の高揚につながればと考えております(^-^) 防火、防災について一緒に学んでいきましょう!!
朝晩冷え込みますねー
朝晩冷え込みますねー
次世代の消火器🧯
2020/10/27
見たところサイズが変わらない2本の消火器。
中身はどちらも薬剤ですが、消火能力(火を消す力)は大きく異なります。
特に油火災(灯油やガソリン、天ぷら油など)に対しては、左の消火器は、右の消火器の倍の消火能力を有します。
消火能力が倍と言うことは、必要な消火器も、消火に必要な時間も半分になります。

従来の一般的な消火器と比較すると高いですが、それだけの価値があると思います。
こういった消火器がどんどん増えてくれるといいなと思います。


名古屋市千種区の消防設備業 佐々木防災では、消防・防災のプロとしてお客様のニーズ、環境に最適なご提案をさせていただきます。

また、正社員、アルバイトも随時、募集しています。
少しでも興味を持っていただけましたら、是非ともご連絡下さい😄
次世代の消火器🧯
次世代の消火器🧯
修理工事~
2020/10/26
今日はマンションにて、消防設備点検時に判明した不具合事項の修繕作業でした。
消防設備点検をなぜしているか。消防法で定められているからではありません。
万が一、火災が発生した場合に、火災感知器が働かない、非常ベルが鳴らない・・・これでは意味がないのです。
消防設備点検後に、お客様へ不具合事項の説明をさせて頂き、不具合を修理するのも我々の大事なお仕事です。

火災起こさないから・・・ではなく、故障した設備、そして故障しそうな設備の改修、修理を行うことにより、お客様へ安心を買っていただくお仕事です(*^^*)

名古屋市千種区の消防設備業者 佐々木防災は、消防設備点検、修繕工事を中心に、消防訓練、防火対象物点検、防火設備定期検査など、消防・防災についてのあらゆるお困りごとのご相談を承ります。

また、一緒に安全、安心をお客様へ提供して頂ける仲間を随時募集してます(*^^*)
修理工事~
修理工事~
万が一、火災に遭遇した時 ~通報編~
2020/10/23
万が一、火災に遭遇してしまったとき、あなたのとるべき行動は分かりますか?
①通報  ②避難、避難誘導  ③初期消火
この3つが火事に遭遇してしまったときに取るべき3つの行動です。

あなたが、火災を発見した場合、まず第一に大きな声で「火事だ~」と叫び、人を集めてください。
火災の場合の処置は一人ではできません。なるべくたくさんの人を集めてください。

先ほどお伝えしました、火災の時に取るべき行動の中で、まず最初に行ってほしいのが①通報です。

火災の時はどこに通報すればよいでしょうか?もちろん消防署ですよね。では、消防署の番号は?
「119」ですよね。

固定電話、携帯電話どこからでも、局番なしの「119」で消防署の通信指令センターへつながります。

ご存じのように、119番は救急を呼びたいときにも通報します。まずは、「火事」なのか、「救急」なのか。そして、場所(住所)、火災の大きさ、けが人・逃げ遅れた人がいるかをわかる範囲で結構ですので伝えてください。ここで大事なことは落ち着くことです。

「誰かが通報するだろう・・・」ではなく、火災を発見したら必ず通報してください。以前、消防士さんから伺ったのですが、通報が多ければ多いほど、情報も正確になり、消火活動に役立つとのことです。

また、消防法第24条に
第二十四条(火災発見の通報者)火災を発見した者は、遅滞なくこれを消防署又は市町村長の指定した場所に通報しなければならない。
2 すべての人は、前項の通報が最も迅速に到達するように協力しなければならない。

と、明記されているのです。即ち、火災を発見した人は、「119番通報」しなければならないのです。

通報が1分遅れれば、当然ですが、消防隊の到着も1分遅れます。
火災の対応は1分1秒を争うのです。







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