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誘導灯と非常用照明
2021/01/28
こんばんは~。
今日はマンションの消防点検時に、非常用照明器具の点検も行いました。

非常用照明器具(非常灯)と誘導灯の違いはご存じですか?
「非常灯」は、停電の際に室内、廊下、階段などを照らしてスムーズに避難を行うための照明器具のことです。バッテリーを内蔵しているものと、電源別置のものがあります。停電時に30分以上点灯し、避難経路を照らし、安全かつ速やかに避難できることが法律によって定められています。

 一方、「誘導灯」ですが、停電時に20分以上点灯し、火災などの際に迅速に安全に避難するための装置です。しかし「誘導灯」は、非常出口や避難経路を教えるためのもので、室内や廊下を照らすためのものではありません。
簡単にいうと、非常灯は「避難するために必要な最低限の明かりを提供する器具」、誘導灯は「避難出口や避難経路を教える器具」ということになります。

では、大きな違いは何でしょうか?
「誘導灯」は消防設備のため、消防設備点検での点検項目となりますが、「非常灯」はある一定規模に満たない建物の場合、点検項目に該当せず、誰も点検されていないことが多々あります。

災害など停電時はマンションだけでなく、街灯もすべて消えてしまいます。それが夜中だったら。。。?

弊社は、消防設備点検のオプションとして、非常灯の点検をお勧めしております。
「うちのマンションは非常灯の点検義務がないから。。。」ではなく、何のためにその設備が設置されているかを考えて頂きたいと思います。

非常灯、防火扉、防火シャッター等ノーメンテナンスとなっている設備はありませんか?

弊社は名古屋市千種区を中心に地域の防災コンサルタントを目指し、ただただ消防点検、工事を行うだけの消防設備士ではなく、いざというときにお客様の生命、財産を守るための消防設備士でありたいと強く思っております。

弊社の考えに共感していただける仲間を大募集中です。
ぜひ、お気軽にご連絡ください。

名古屋市千種区の消防設備業 佐々木防災では、
誘導灯と非常用照明
誘導灯と非常用照明
住宅用火災警報器取付いたしました~
2021/01/23
先日、住宅用火災警報器を取付させて頂きました~。
住宅用火災警報器は、すべての住居への設置が義務付けられております。(共同住宅で自動火災報知設備等の火災感知器が設置されている場合を除く)

この住宅用火災警報器、ほとんどの物は電池式となり、10年が交換の目安となります。
住宅用火災警報器の設置が義務化されたのが、新築住宅については、平成18年6月1日から、既存住宅については各市町村条例により異なりますが、平成20年6月1日~平成23年6月1日の間で設置義務化されました。

義務化された当初に設置されたお宅についている住宅用火災警報器は設置から10年を経過している可能性がありますので、定期的な点検、そして期限切れ、故障の場合は速やかに取替していただくよう、お願いいたします。

住宅用火災警報器の全国設置率は82.6%との発表がありました(令和2年7月時点 総務省発表)が、個人的な感覚としてはもっと低いと思います。さらに期限切れや故障しているものもあると思われます。

「義務だから」、「法令で決まっているから」つけるのではなく、あくまでも大切なご家族や、財産を守るためです。

令和元年のデータですが、住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く)数は899 人でした。1日平均2.5人もの方がお亡くなりになっていることとなります。また、住宅用火災による死者は夜間就寝時間帯での死者数の割合が高いです。その原因の多くは逃げ遅れです。就寝中の火災は覚知(火災に気づくこと)が遅れ、気づいたときには逃げられない状況ということもあります。

早期発見のためにも、住宅用火災警報器の定期的な点検、交換をお願いいたします。
また、交換される際には、ぜひ、連動型(万が一の火災時に、住宅内のすべての火災警報器が鳴ります。緊急事態を家中にすばやくお知らせすることができます。)や、あかり付のタイプもありますので、ぜひ、ご検討ください。

あかり付きで連動型の住宅用火災警報器は1個当たり¥10,000ほど(商品代のみ)かかりますので、お高く感じられるかもしれませんが、大切なご家族を10年間見守ってくれます。1日当たり3円ほどです。

住宅用火災警報器は、消防用設備ではありませんので、我々、消防設備士でなくとも取付は可能です。しかし、取付箇所や、機器の違い、そして住宅火災への備えなど、消防設備士だからこそできるアドバイスもございます。

住宅用火災警報器、住宅火災に関するご相談も、ぜひ、名古屋市千種区の消防設備点検会社 有限会社 佐々木防災までご連絡ください。

消防・防災を「ジブンゴト」化し、災害による悲劇を減らしたい。そして少しでもそのお役に立ちたい。弊社の強い信念です。
住宅用火災警報器取付いたしました~
住宅用火災警報器取付いたしました~
社内実技講習
2021/01/18
今日は比較的時間があったので、倉庫にて実際の機器を使用しての感知器増設工事実技講習を行いました。
オンラインで知り合った仲の良い防災屋さんが行っていたのをマネさせてもらいました(;^_^A

現場だけでは時間的にもなかなか教えきれず、また、点検がメインのため、機会も少なくなりがちですが、こういった時間も必要だと再確認致しました。

社内実技講習
社内実技講習
1995年1月17日
2021/01/17
今から26年前 1995年1月17日午前5時46分。
突然の大地震が発生した。兵庫県南部地震による大災害「阪神・淡路大震災」である。
震災で亡くなられた方々に黙祷を捧げます。

私は当時中学生。まだ就寝中だった。名古屋でもものすごい揺れで飛び起きたことを覚えている。
起きてニュースから流れる映像を見て愕然とした。。。なんだこれは。。。
この大震災により6400名を超える尊い命が失われた。

近い将来、首都直下型地震、南海トラフ巨大地震が起きるといわれている。その確率は、「30年以内に70~80%」といわれている。地震と災害は違う。地震は自然に起きることなので、人間の力で防いだり、なくすことはできない。
でも、地震による被害 災害を軽減することはできると思う。例えば、家具の配置や転倒防止対策、住んでいる地域にどのような危険が潜んでいるか。それを伝えていくことも、我々防災屋の大切な仕事だと思う。

南海トラフ巨大地震での死者は最悪の場合、32万人を超えるともいわれている。コロナ渦で大地震が起これば、さらに被害が拡大する可能性がある。日本中で対策を万全にすることにより、その被害を6万人程度にまで軽減できるという。願わくば「0」にしたい。そのためにも、自身も学び、そしてそれを伝えていきたい。救える命を一つでも救いたい。そのために防災に対する意識、知識を持っていただきたいと思う。

私たちの活動に興味を持っていただけたら幸いである。ただただ、消火器や自動火災報知設備の設置や点検をするだけの「防災屋」にはなりたくない。自分たちにしかできない、地域と一緒に学び、行動するための「防災活動」を。消防、防災の基本はいかに「ジブンゴト」にできるか。

今後は地域や消防団、学校や企業様とも一緒に防災について学び、活動していきたい。一人ではできないことも、みんなが力を合わせればできるかもしれない。自助・共助意識、防災リテラシー向上に興味のある方、ぜひ、ご連絡をお待ちしております。


1995年1月17日
1995年1月17日
10年後の自分
2021/01/12
息子(小学6年生)が学校で作った紙粘土。テーマは「10年後の自分」。

彼の10年後は自動火災報知設備の点検をしているらしい。

いままでそんなこと言ったことなかったのに、成長しているんだなと、ちょっと眼がしらが熱くなった。最近は私の仕事にも興味を持ちだしたようだ。

先代もそうだったが、自営だからと言って、無理やり事業を継承させるつもりはない。それは、継承者にとっても、従業員にとっても、会社にとってもメリットのないことだと思う。継承させる側のエゴでしかないと思う。

でも、自分なりに一生懸命やっている姿が子供の目にもはっきり映っているのは凄くうれしく感じた。「背中で見せる」なんてカッコいいことは言えないが、とてもやりがいのある仕事だし、胸を張れる仕事だと思う。

これからも自分なりの行動、広報を通して、消防設備士のすばらしさ、そして価値を広めていきたいと思う。

子供の作品 友達には、「消防設備士ってなに?」と言われたらしい(笑)
消防設備士の知名度上げていかなければ。。。と感じた。



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